今日はすごいことになった。
朝方、雨がさらさらと降る中ぼーっとしていると
「パシーン」という音が鳴り、台所から火花が。直後にドドーンと低い音が辺りに広がって行くのがわかった。
カミナリがごく近くにおちたのだ。
しかしそこは自分はなんとなくカミナリの子。(いやなんとなく)
おちていた気分が逆に少し晴れた。
あのドドーンという音になるのは何故だろうか。
確かに高いパシーンがあり、それがドドーンになる。
梅雨が過ぎ夏が終えようとしている。もう九月なんだな。
そう思ったら最初に記したカブトムシを撮っておこうと思った。
好きでない人は卒倒するかもわからないが。
今年は6匹のカブトムシがいてオスオスオスオスメスメス。(わかりにくい)
それぞれとても個性あるのが面白い。
メスは一匹もぐってしまっていたので仕方ないので撮れない。
ちなみに産卵の為にメスのマットは土にしている。
だが一番の食い気で、かつ与えても食べない時も多々ある。触れるとキューと鳴く(正確には上羽あたりで音を出す)。
ケースを替えても土を足しても暴れる時があり、
何をどうしたいのか時々わからない。人間の女性と同じ?かもしれない。
オスは
すごく大きいのに大人しく、羽が少しひらいたままの黒っぽいビッグ君と
見た目普通だけどぶんぶん飛ぶクン(変な名前)。真っ赤で大きさ、色、全てが完璧なレッド1くん。
お気に入りなのが、やや小さめで(それでもそこらに売っていたカブトムシより大きい)
ツノも細いが元気一杯なレッド2くん。ツルツルで赤い。なんというかグラデーションが美しい。
なのにツノは小さめ。
生き物は完璧すぎると面白くない。どこか変だったりする方が愛嬌がある。
そのレッド2くんは横顔もどうぞ。眼がうるっていてなんとも言えない。
この子らの子供が無事ならまた来年までおかしな幼虫達とつきあうはめになる。
愉快な生き物で、時々存在を確認出来ると嬉しくなる。
自分の内面は変わらずに生きているとそう思う。昨年の親から生まれて幼虫から付き合い
完全変態(卵→幼虫→蛹→成虫 と完全に姿を変える事)を見届けて来た。
ヘンタイ(人とは少し違う人や危ない人の事)ではない。
この子らの命が絶えてしまった時は、自分の何かが変わる気さえする。
でも命は、不自由はさせず、かつ多少ほっぽらかした方が良いのだな。
生き続けてもそうでなくても、自然に任せ、なるようになる事を受け入れる。
彼らから学ぶ事は多様だ。
話は全く変わるが、Kトレイン(キケンナトレイン)の続きがある。あまりすごくはないので
仮にミニKトレインとしよう。しなくてもいいけど。
別でKKKトレイン級の話もあったりするし。
昔中学生の頃の同級生が、話が急に変わるのを「ハナコロ」と言って(書いて)いた。
(ハナコロ)とある日
やはり電車に乗っていたのだが、混雑する駅で皆が降りる波に流れている時
一人の青年が、ドア前のポールにつかまって
けっこうな幅をきかせたまま立ちふさがり「意地でも人に流されない」で睨みをきかせていた。
単に邪魔すぎる。
もうその流れはものすごいのに、自分に他人がバッシバシ当たっても
入り口で固まって降りず、後ろの人達は邪魔でイライラしている様子だった。
自分も少しその様子を見て、もらいイラするのと笑えるのとで複雑な気持ちだった。
何故、そこまで意固地なのか。
その時、一人の「成年」が、でかい声で
「降りろよ!!ったく!!」と叫んだ。
そのとおり。なんの意地なのかマナーなのか意味不明。
何をどうしたいのかわからない人はここにもいたな。
その成年の叫びはそこにいた皆の気持ちを代弁していた。が
その成年は降りてから、逆にポール(またか)青年に、降りてからしばらく睨みをきかして
「まったくよ」とかつぶやいていた。
急いでいるのか暇なのか不明だ 。