そのまま夢を観てた。
となりにはヒゲをはやしたキャプテンフックがいた。
ウワサ程悪いヤツじゃなさそうだった。
寂しそうだったんで、しばらく生い立ちなんかを
話してたんだ。恋の話なんかも。本当は愛してる女に・・・
そう言って彼はサビついたカギ爪を見つめてた。
眠れない理由を繰り返してた
気がつくとずいぶん時間がたっていた。
いや、そこではもともと時間など関係なかったんだけど。
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